報道発表

「科学技術外交推進会議」第1回会合の開催

令和8年9月25日
会合の様子
発言する沖顧問

 9月25日、沖大幹外務大臣科学技術顧問(外務省参与)及び井草真言軍縮不拡散・科学部審議官の出席の下、「科学技術外交推進会議」の第1回会合が開催されました。沖新顧問の着任以降、新たな構成委員を迎えての初めての会合であり、科学技術外交の戦略的推進に向けた基本的方向性と当面の重点課題について議論しました。

  1. 会合において、沖顧問は、第7期科学技術・イノベーション基本計画で「戦略的科学技術外交の推進」が柱の一つとされていることを踏まえ、外交課題の解決に科学を活かす「外交のための科学」と、外交手段を通じて我が国の科学技術力の向上、イノベーションの創出等を支援する「科学のための外交」の双方を進めることの重要性を強調し、関連する取組の具体化に向けた率直な議論を呼びかけました。
  2. 続いて、委員(注)から、重点的な成長戦略分野を念頭に、日本の強みと課題について国際比較の観点からの整理が示され、戦略的な科学技術外交の展開に向けた重点領域や国際連携の在り方等について活発な意見交換が行われました。また、国際頭脳循環に関する外務省の取組の紹介に対し、委員からは、今後の拡充に向けた具体的な示唆が寄せられました。
     (注)安宅和人氏(LINEヤフーCSO、慶應義塾大学環境情報学部教授)、塩見淳一郎氏(東京大学工学系研究科教授)、鈴木一人氏(東京大学公共政策大学院教授、地経学研究所所長)、武見綾子氏(東京大学先端科学技術研究センター准教授)及び松尾豊氏(東京大学工学系研究科教授)
  3. 外務省としては、本会議の議論を踏まえ、在外公館、関係府省・機関と緊密に連携するとともに、産業界・学術界とも協力しながら、戦略的な科学技術外交の具体化・実行を加速します。

(参考)科学技術外交推進会議

 平成27年12月、岸田文雄外務大臣(当時)は、我が国のトップ外交やハイレベル国際会議を含む各種外交政策の企画・立案過程に活用するため、「科学技術外交アドバイザリー・ネットワーク」を構築することとし、その一環として、科学技術外交の関連分野における学識経験者に対し、「科学技術外交推進会議」の委員を委嘱。平成28年2月に「科学技術外交推進会議」第1回会合が開催された。


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