報道発表

日・イラン外相電話会談

令和8年9月8日

 9月8日午後5時30分から25分間、茂木敏充外務大臣は、セイエド・アッバス・アラグチ・イラン外務大臣と電話会談を行いました。

  1. 茂木大臣から、米・イラン間の軍事的応酬が再燃していることに対する深刻な懸念を表明するとともに、先般の茂木大臣のサウジアラビア及びオマーン訪問について紹介しつつ、一刻も早く事態の沈静化が図られ、米・イラン間の協議が再開することが重要である旨述べました。また、現在の膠着状態の長期化を避けるためにも、イランに最大限の柔軟性を発揮するよう強く求めました。
  2. 茂木大臣から、イランによる民間船舶への攻撃が続いていることへの懸念を表明し、イランに最大限の自制を強く求めました。また、ホルムズ海峡における追加的費用負担のない形での自由で安全な航行が一刻も早く回復されることが重要であり、今後の海峡の在り方については、国際法にのっとり、沿岸国・利用国やIMOなど国際社会全体で議論していくことが不可欠であるとの我が国の立場を改めて説明しました。
  3. さらに、茂木大臣から、バブ・エル・マンデブ海峡の安定確保の重要性を強調し、そのためにイエメン政府とも協力していく旨説明した上で、イランからホーシー派に対して自制を強く働きかけるよう改めて求めました。
  4. このほか、茂木大臣から、イラン国内で拘束後、4月に保釈された邦人1名をめぐる問題について、早期解決を改めて要請しました。
  5. これに対し、アラグチ外相からは、イラン側の立場について説明があり、両外相は、事態の外交的解決に向けて、引き続き緊密に意思疎通を続けていくことを確認しました。

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