報道発表
2026年度「国連軍縮フェローシップ」訪日プログラムの実施(結果)
令和8年9月5日
8月31日から9月5日にかけて、国連軍縮フェローシップ・プログラムにより、各国の若手外交官等24名(うち国連職員1名)が長崎・広島・東京を訪問しました。
1 長崎日程(8月31日~9月1日)
9月1日、平和公園を見学した後、爆心地で献花を行い、長崎原爆資料館を見学しました。また、長崎市主催の歓迎昼食会並びに被爆者・三瀬清一朗氏による被爆体験講話及び同氏との意見交換が実施されました。加えて、樋川和子長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)副センター長/教授からの講義及びナガサキ・ユース代表団との活発な意見交換が実施されました。
2 広島日程(9月2日~4日)
9月3日、香川剛廣広島平和文化センター理事長の講義を聴講した後、広島平和記念資料館を見学し、原爆死没者慰霊碑に献花を行いました。また、松井一實広島市長主催歓迎昼食会並びに被爆者・小倉桂子氏による被爆体験講話及び同氏との意見交換が実施されました。4日には、リチャード・スポスト・放射線影響研究所統計部長の講義を聴講しました。
3 東京日程(9月4日~5日)
9月4日、外務省関係部局から、軍縮、不拡散、原子力の平和的利用に関する我が国の立場・取組及び国際社会の動向等について説明を行ったほか、石川亘軍備管理軍縮課長が歓迎夕食会を開催しました。5日には、第五福竜丸展示館を視察して核実験の被害に関する理解を深めました。その後、日本橋ふくしま館を訪問しました。
(参考)国連軍縮フェローシップ・プログラム
- 国連軍縮フェローシップ・プログラムは、特に開発途上国における軍縮専門家の育成を目的として、1978年の第1回国連軍縮特別総会において実施が決定されたもの。同プログラムは、主に各国の若手外交官や国防関係者等を対象とし、国連及びジュネーブ軍縮会議における研修や関係国への訪問等をプログラムとして、1979年以降毎年実施されている。(2020年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止。)
- 我が国は、1982年の第2回国連軍縮特別総会における鈴木善幸総理演説において本計画参加者の広島及び長崎招待の提案を行い、翌83年以来、2020年を除き毎年約30名の各国若手外交官等の訪日を実現。本年は43年目に当たり、本年を含めこれまでに1,072名の参加者が我が国政府の経費負担により日本を訪問。
- 訪日プログラムは、例年広島での原爆ドームや平和記念資料館等の視察、長崎での爆心地や原爆資料館等の訪問、被爆者による被爆体験講話等を通じ、被爆の実相について理解を深めるとともに、軍縮・不拡散分野における我が国の取組を発信していく上で有意義なプログラムとなっている。
