報道発表
マダガスカル共和国に対する無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換
令和8年9月4日
9月4日(現地時間同日)、マダガスカル共和国の首都アンタナナリボにおいて、戸島仁嗣駐マダガスカル共和国日本国特命全権大使と、先方ンジャイ・アリス・マダガスカル共和国外務大臣との間で供与額3億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換が行われました。
- マダガスカル共和国では、国民の約8割が農業に従事していますが、長引く干ばつやサイクロン、洪水などの自然災害の影響により農業生産が低下し、特に南部及び南東部の農村地域では、食料不足が深刻化しています。また、食料価格の高騰により十分な食料を確保できない人々が増加し、栄養状態の改善も課題となっており、同国に対する食糧援助の必要性が高まっています。
- 同国は、アジアとアフリカを結ぶ重要な海上交通路に位置し、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けて、インド洋地域の安定と発展を支える重要な役割を担っています。また、ニッケルやグラファイトなどの鉱物資源が豊富で、我が国の資源確保の観点からも重要な国です。
- この協力は、同国における食料安全保障の向上と開発課題の解決を目的として、食料や栄養を必要とする人々に対し、食糧援助を実施するものです。
- 我が国は、2025年8月に開催した第9回アフリカ開発会議(TICAD9)において、食料安全保障強化・持続可能な農林水産業支援に取り組むことを表明しており、今回の協力は同表明を具体化するものです。また、この協力を実施することで、二国間関係の増進と地球規模課題(SDGs)(目標2「飢餓をゼロに」)の解決に貢献することが期待されます。
(参考)マダガスカル共和国基礎データ
マダガスカル共和国は、面積約58万7千平方キロメートル(日本の約1.6倍)、人口3,274万人(2025年、世界銀行)、人口1人当たり国民総所得(GNI)は560米ドル(2025年、世界銀行)。
