報道発表

グロッシー国際原子力機関(IAEA)事務局長の福島県訪問(結果)

令和8年6月24日
東京電力福島第一原子力発電所内にて挨拶をするグロッシー事務局長
中間貯蔵施設視察の様子
追加的モニタリングの実施

 6月24日、訪日中のラファエル・マリアーノ・グロッシー国際原子力機関(IAEA)事務局長は、福島県を訪問し、福島の復興に向けた我が国とIAEAとの連携を確認しました。

  1. 東京電力福島第一原子力発電所の訪問
     グロッシー事務局長は、東京電力福島第一原子力発電所内で、小早川智明東京電力ホールディングス株式会社社長との間で会談を行いました。
     会談において、小早川社長から、ALPS処理水の海洋放出を含む廃炉に向けた取組が、これまで安全かつ着実に進められていることについて、説明がありました。グロッシー事務局長からは、IAEAとして、技術的及び専門的な見地から、日本を支援し続けていく旨述べました。また、IAEAは、ALPS処理水の海洋放出がこれまで安全に行われており、国際的な安全基準に基づくレビューやモニタリングが今後も継続されることについて確認しました。
  2. ALPS処理水の海洋放出に関する追加的モニタリング
     グロッシー事務局長の統括の下、ALPS処理水の海洋放出に関するIAEAの枠組みの下での追加的モニタリングが実施されました。東京電力福島第一原子力発電所近傍において、中国、韓国及びスイスの分析機関の専門家並びにグロッシー事務局長自身による海水の採水が行われました。

(参考)ALPS処理水の海洋放出に関する追加的モニタリング

 2024年9月、我が国とIAEAとの間で、IAEAの枠組みの下で追加的モニタリングを実施することについて一致したもの。今回実施された追加的モニタリングは、2024年10月以降第9回目。

  • 第1回 2024年10月15日(海水を採水)
  • 第2回 2025年2月19日(海水を採水)、20日(水産物を選定)、21日(海水希釈前のALPS処理水を採水)
  • 第3回 2025年4月15日(海水希釈後・海洋放出前のALPS処理水を採水)
  • 第4回 2025年6月17日(海水希釈前のALPS処理水を採水)
  • 第5回 2025年9月9日(海水を採水)、10日(水産物を選定)
  • 第6回 2025年12月5日(海水希釈後・海洋放出前のALPS処理水を採水)
  • 第7回 2026年2月4日(海水を採水)、5日(水産物を選定)
  • 第8回 2026年5月29日(海水希釈前のALPS処理水を採水)
  • 第9回 2026年6月24日(海水を採水)、25日(水産物を選定)

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