報道発表

英利外務大臣政務官のウルグアイ及びパラグアイ訪問(結果)

令和8年6月12日

 英利アルフィヤ外務大臣政務官は、6月4日から6月9日(現地時間)まで、ウルグアイ及びパラグアイを訪問しました。

1 ウルグアイ(モンテビデオ)への訪問(6月4日~7日)

(1)ルベッキン外相との会談

 英利政務官は、マリオ・ルベッキン・ウルグアイ外務大臣と会談し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。
 英利政務官は、我が国が提唱する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」が本年で10年目を迎える中、価値や原則が挑戦にさらされている現在の国際情勢に応じて同枠組みを進化させていく取組に言及しました。これに対して、ルベッキン大臣は、両国は自由、民主主義、法の支配、多国間主義といった価値や原則を共有する重要なパートナーであり、日本とウルグアイの二国間関係強化に向け引き続き緊密に連携したい旨述べました。また、ルベッキン外務大臣は来年初旬にジャマンドゥ・オルシ大統領が訪日できるよう調整したいと述べました。
 また、両者は地域情勢について意見を交わしたほか、ウルグアイの加入プロセスの進「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」(CPTPP)や本年下半期に同国が議長国を担うメルコスールを念頭に、経済関係の強化に向け引き続き連携していく旨一致しました。

(2)国交樹立105周年記念文化行事出席

 英利政務官は、ウルグアイ外務省及び在ウルグアイ日本大使館が共催で実施した日本・ウルグアイ国交樹立105周年記念文化行事に出席しました。英利政務官は、同行事の冒頭にスピーチを行い、両国の長年にわたる友好関係、日系社会の貢献及び両国の文化的なつながりについて強調しました。また、ルベッキン外務大臣も同行事の開会スピーチを行い、二国間友好関係の歴史や来年初旬のオルシ大統領訪日の見通しについて言及しました。

(3)ネグロ内務大臣との会談

 英利政務官は、カルロス・ネグロ・ウルグアイ内務大臣と会談し、中南米に対する日本政府のUNODC(国連薬物・犯罪事務所)を通じた初の支援を含め、治安分野における両国の協力等を通じた二国間関係の深化及び地域情勢について意見交換を行いました。

(4)バルコルバ経済財務大臣代行との会談

 英利政務官は、マルティン・バルコルバ・ウルグアイ経済財務大臣代行と会談し、二国間経済関係の強化等について意見交換を行いました。
 英利政務官は、我が国が提唱するFOIPが本年で10年目を迎えることから国際情勢の変化に応じて同枠組みを進化させていく取組に言及しました。これに対して、バルコルバ大臣代行は、両国は価値や原則を共有する重要なパートナーであり、二国間経済関係強化に向け引き続き連携したい旨述べました。また、両者はウルグアイの加入プロセスの進むCPTPPや本年下半期に議長国を担うメルコスールを念頭に、経済関係の強化のため引き続き連携していく旨一致しました。

(5)コッセ副大統領表敬

 英利政務官は、カロリーナ・コッセ・ウルグアイ副大統領を表敬し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。英利政務官は、FOIPの進化について言及し、両国が法の支配等の本質的な価値及び原則を共有していることを強調しました。これに対して、コッセ副大統領は、両国は価値や原則を共有する重要なパートナーであり、二国間関係強化に向け緊密に連携していきたい旨述べました。また、表敬後に同副大統領の案内の下で、英利政務官は国会議事堂内を視察しました。

(6)日・ウルグアイ友好議連との意見交換

 英利政務官は、日・ウルグアイ友好議連メンバーと二国間関係の強化等について意見交換を行いました。英利政務官は、FOIPの進化について言及し、両国が法の支配等の本質的な価値及び原則を共有していることを強調しました。また、政治、経済、文化といったあらゆる側面で両国間の交流を強化していきたい旨一致しました。

(7)日本企業関係者との意見交換

 英利政務官は、現地に進出する日本企業関係者との昼食会を主催し、ウルグアイにおけるビジネス環境の更なる改善のために必要な取組、日本政府による企業支援、日・ウルグアイ経済外交等について意見交換を行いました。

(8)その他

 英利政務官は、上述の会談等のほか、ウルグアイ滞在中に、我が国の経済協力サイト及び日本人会館を視察したほか、日系人墓地における献花や日系人及び国際協力機構(JICA)関係者、ルシア・トポランスキー元副大統領並びにメディア関係者及び学術関係者との意見交換等を行いました。

2 パラグアイ (アスンシオンへの訪問)6月7日~9日

(1)ラミレス外務大臣との会談

 英利政務官は、ルベン・ラミレス・パラグアイ外務大臣と会談し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。
 英利政務官は昨今の厳しい国際情勢の下で我が国が提唱するFOIPの進化について言及しつつ、民主主義、法の支配、多国間主義といった価値と原則をAI等による技術革新、資源エネルギー、経済安全保障等の重点分野でパラグアイとより一層協力していきたい旨述べました。これに対して、ラミレス外務大臣は、FOIPを進化させる我が国の取組について完全に賛同すると述べました。また、パラグアイが本年上半期にメルコスール議長国を務めていることから、日本とメルコスールの更なる関係強化に向けて、引き続き連携していきたい旨述べました。また、両者は地域情勢や国際場裏における連携について意見を交わしました。

(2)日本人パラグアイ移住90周年記念行事への出席

 英利政務官は、本年、日本人パラグアイ移住90周年を迎えるにあたり、同周年をパラグアイ議会において「国民的関心事項」に定める決議の式典及び周年記念切手の発行式に出席しました。また、英利政務官は、同式典においてスピーチを行い、日系社会のパラグアイへのこれまでの多大なる貢献により両国の揺るぎない友好関係の礎を築いてきた点を強調するとともに、「戦略的パートナー」となった二国間関係を更に強化していく旨述べました。

(3)上下両院友好議連会長との意見交換

 英利政務官は、エルメリンダ・アルバレンガ日・パラグアイ上院友好議員連盟会長及びロドリゴ・ブランコ同下院友好議員連盟会長と、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。英利政務官は、FOIPの進化について言及し、両国が法の支配等の本質的な価値及び原則を共有していることを強調しました。これに対し、両議連会長からは我が国の取組に賛同が示されたほか、パラグアイにおける日系社会の90年間にわたる貢献についても謝意が表されました。

(4)その他

 英利政務官は、上述の会談等のほか、パラグアイ滞在中に、パラグアイ日系・日本人連合会訪問・移住史料館視察及び我が国が協力するパラグアイ宇宙庁のSpace Labを視察したほか、日系人及び企業関係者、JICA関係者、並びにメディア関係者との意見交換等を行いました。


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