報道発表
「ASEAN未来フォーラム2026」における茂木外務大臣のビデオメッセージの発出
令和8年6月10日
6月9日及び10日にベトナムの首都ハノイで開催されている「ASEAN未来フォーラム2026」(ベトナム外交学院主催)に際して、茂木敏充外務大臣はビデオ・メッセージを発出したところ、メッセージの概要は以下のとおりです。
- 今、世界は大きな構造的変化の中にあります。こうした中、インド太平洋地域の「要」に位置するASEANの役割は、ますます重要になっています。ASEANが昨年採択した「ASEAN共同体ビジョン2045」や、その実現に向けた柱である「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」は、この地域の繁栄と安定の確保に向けた重要なビジョンです。日本はこうしたASEANの取組を全面的に支持し、後押ししていきます。
- また、日本とASEANは、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」とAOIPが、「開放性」「透明性」「包摂性」といった本質的原則を共有していることを確認しています。
- 先月、高市早苗内閣総理大臣がハノイを訪れ、こうした本質的原則を堅持しながら、提唱から10年を迎えるFOIPを進化させることを発表しました。進化のポイントは、一言で申し上げれば、国際情勢がより一層厳しくなる中にあって、自由で開かれた国際秩序を維持・強化していくためには、各国の「自律性」、「強靱性」を強化していく必要があり、日本はそのために、経済、社会、安全保障等のあらゆる分野で各国、各地域と手を携え、必要な支援・協力を行っていく、というものです。
- ベトナム政府が、このFOIPに対する力強い支援を表明してくれたことは大変心強く、この機会に改めて御礼申し上げます。
- 日本とベトナム、そして、半世紀を越えて、「心と心」の繋がる「信頼のパートナー」としての関係を築き上げてきた日本とASEANが、共にこの地域の未来を作っていくことを、楽しみにしています。本日のフォーラムでの議論が、その一助となることを心から期待しています。
