報道発表
ネパールに対する円借款「ナグドゥンガ・トンネル建設計画(第二期)」に関する書簡の署名・交換について
令和8年6月3日
6月3日(現地時間同日)、ネパールの首都カトマンズにおいて、前田徹駐ネパール日本国特命全権大使とガンシャム・ウパディヤ・ネパール財務省次官との間で、57億円を限度とする円借款(注)「ナグドゥンガ・トンネル建設計画(第二期)」に関する書簡の署名・交換が行われました。
(注)円借款は、開発途上国に対して必要な資金を緩やかな条件(低い金利や長い返済期間)で貸し付ける協力です。開発途上国にとっては、日本へ返済する資金であり、効果的な活用を通じて自立的発展につながることが期待されます。
- 対象案件の概要
山岳国であるネパールにおいて、カトマンズと主要都市を結ぶ幹線道路上にあるナグドゥンガ峠に、同国初となるトンネルを建設し、当該区間の運輸交通網を円滑にすることにより、急増する交通需要への対処、移動時間の短縮、通行の安全性向上を図り、もって同国の社会・経済発展の促進に寄与するものです。また、トンネル建設には、日本の技術が活用されており、官民の協力を通じ、二国間関係の更なる強化に貢献することが期待されます。なお、2016年に開始した「ナグドゥンガ・トンネル建設計画(第一期)」について、今般急激な為替変動等により総事業費が増加したことから、本件の追加的な円借款で対応することとしました。 - 供与条件
- 金利:円建て1.95%
- 償還期間:30年(うち据置期間は10年)
- 調達条件:一般アンタイド
(参考)ネパール基礎データ
ネパールは面積14.7万平方キロメートル(北海道の約1.8倍)、人口約2,965万人(2024年(令和6年)、世界銀行)、1人当たり国民総所得(GNI)は1,470米ドル(2024年(令和6年)、世界銀行)。
