報道発表

英利外務大臣政務官のカリブ共同体(カリコム)外交・共同体関係理事会会議(外相会合)出席(結果)

令和8年5月22日
スピーチを行う英利政務官
会議場で英利政務官がスピーチを行っている様子
バーネット・カリコム事務局長と握手する英利政務官 バーネット・カリコム事務局長

 英利アルフィヤ外務大臣政務官は、5月20日から21日(現地時間)にかけて、カリブ共同体(カリコム)外交・共同体関係理事会会議(COFCOR)に域外国として出席するためスリナムを訪問しました。

1 カリブ共同体(カリコム)外交・共同体関係理事会(COFCOR)

 5月20日、英利政務官は、同会議に域外国として出席し、我が国政府を代表してスピーチを行いました。
 英利政務官は、冒頭、議長国のスリナムを始めとするカリコム諸国及びカリコム事務局に対し、域外国である日本への参加招待に感謝の意を表し、日本とカリコム諸国との関係はかつてないほど緊密化しており、日本は「対カリコム政策三本柱」の下、引き続き日・カリコム関係を重視していく旨、述べました。
 また、大きな変化の時代において、価値や原則を共有するカリコム諸国の日本にとっての重要性はますます拡大しており、地域や国際社会全体の平和と安定の維持、経済的繁栄の実現に向けて、ともに積極的に貢献していきたい旨述べました。
 さらに、そのためには、緊密な対話と交流の維持が必要不可欠であるとし、日本は引き続き、日カリコム外相会合等の対話枠組の継続的な実施に努めると共に、経済関係強化や草の根の人的交流拡大を図っていく旨述べました。
これに対し、ガイアナ、バルバドス、バハマ、スリナム、ジャマイカ、ハイチがスピーチを行い、多くの国から、JICAを始めとする日本の長年の支援に謝意が表されると共に、日カリコム関係を今後一層拡大していきたい旨述べました。
 なお、今次会合には域外国として、日本、シンガポール、アラブ首長国連邦等が出席しました。

2 スリナム政府要人及び各国要人との懇談

 英利政務官は、同会議において、議長であるメルヴィン・ボウヴァ・スリナム外務・国際商業・国際協力大臣と立ち話を行った他、エバリー・ポール・チェット・グリーン・アンティグア・バーブーダ外務・農業・貿易・バーブーダ島大臣、クリストファー・シンクラー・バルバドス外務・貿易上級大臣、ジョセフ・アンドール・グレナダ外務・貿易・輸出開発大臣、カミナ・ジョンソン=スミス・ジャマイカ外務・貿易大臣、デンジル・ダグラス・セントクリストファー・ネービス外務・国際貿易・産業・商業・消費者・経済開発・投資大臣、アルバ・ロマヌス・バプティスト・セントルシア外務・国際貿易・民間航空・海外移住者大臣、フィッツジェラルド・ブランブル・セントビンセント及びグレナディーン諸島外務・外国貿易・外国投資・ディアスポラ大臣他カリコム諸国とのバイ会談を行い、ハイレベル含む人的交流等を通じた二国間関係強化、安保理改革や軍縮・不拡散等の国際社会の重要課題にかかる連携推進で一致するとともに、英利政務官から、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」、またその根幹である経済安全保障、自由、民主主義、法の支配といった原則について説明し、多くの国々から賛同を得ました。さらに、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする地域情勢等につき意見交換を行い、多くの国から日本の立場への支持が表明されました。また、カーラ・ナタリー・バーネット・カリコム事務局長とのバイ会談では、バーネット事務局長から、防災や環境分野含むカリコム諸国に対する日本の支援に謝意が表されるとともに、大きな変化の時代において、価値と原則を共有する日カリコム関係の重要性は増しており、今後一層連携を強化していくことで一致しました。さらに、域外国として出席していたビビアン・バラクリシュナン・シンガポール外務大臣と立ち話を行ったほか、ズルカルナイン・アブドゥル・ラヒム・同国外務(兼)社会・家庭振興担当国務大臣と、二国間関係、FOIPの重要性、地域・国際情勢についての幅広い意見交換を行いました。

3 パトリック・ブルニングス 石油・ガス・環境大臣との夕食会

 5月20日、英利政務官は、パトリック・ブルニングス 石油・ガス・環境大臣及びアナンド・ジャゲサー・スターツオリー(国営石油会社)総裁との夕食会において、スリナムにおける石油・ガス開発の展望や、スリナムへの日系企業の投資拡大への期待等につき、和やかな雰囲気の中で幅広い意見交換を行いました。また、英利政務官から、原油供給を含むエネルギー安全保障の分野におけるスリナムとの協力を一層強化したい旨述べ、ブルニングス大臣からも賛同を得ました。

4 その他

 5月21日、英利政務官は、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力の被供与団体であるパラマリボ大学病院を訪問したほか、日本の無償資金協力(経済社会開発計画)により供与された排水ポンプを視察しました。また、ジャヤント・アニルクマー・パダラート・在パラマリボ名誉総領事と懇談し、幅広い分野での日・スリナム関係の強化について意見交換を行いました。

(参考)カリブ共同体(カリコム)加盟14か国

 アンティグア・バーブーダ、ガイアナ、グレナダ、ジャマイカ、スリナム、セントクリストファー・ネーヴィス、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシア、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ、ハイチ、バハマ、バルバドス、ベリーズ


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