報道発表
ジャーベル・アラブ首長国連邦(UAE)産業・先端技術大臣兼日本担当特使と茂木外務大臣の会談
令和8年3月5日
3月5日、午前11時35分から約20分間、茂木敏充外務大臣は、訪日中のスルタン・アル・ジャーベル・アラブ首長国連邦(UAE)産業・先端技術大臣兼日本担当特使(H.E. Dr. Sultan Al Jaber, Minister of Industry and Advanced Technology, Special Envoy of the United Arab Emirates to Japan)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 両大臣は、2024年9月に両国首脳間で交渉開始を発表した日・UAE包括的経済連携協定(CEPA)が交渉妥結に至ったことを確認し、本協定の署名に向けて引き続き両国が協力していくことを確認しました。
- また、両大臣は、現下のイランをめぐる中東情勢について率直な意見交換を行いました。茂木大臣からは、我が国として、情勢の悪化を深刻に懸念している、日本は一貫してイランによる核兵器開発は決して許されないとの立場であり、日本としてイランに対し、核兵器開発及び周辺国への攻撃を含む地域を不安定化させる行動をやめるとともに、外交的解決を強く求めてきている旨を述べました。
- その上で、茂木大臣から周辺国のエネルギー施設を含む民間施設や外交施設等にまでイランの攻撃が及んでおり、民間人の死者も発生している、また、イラン側はホルムズ海峡の閉鎖に言及しており、実際にホルムズ海峡やその周辺海域において民間船舶が攻撃を受けている、こうした状況を踏まえ、我が国として、イランの行動を非難する旨述べました。
- さらに、茂木大臣から石油の安定供給、ホルムズ海峡の安全な航行の確保や地域に滞在する邦人の安全確保等についてUAEとも連携・協力したい旨述べました。ジャーベル大臣からは、ホルムズ海峡の安全のため連携したい、日本人の安全確保についても協力していくとの発言がありました。
- 両大臣は、今後も包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアティブ(CSPI)の枠組みを活用し、AIや宇宙を含めた両国間の今後の協力の基礎となるような様々な分野で一層連携を強化していくことで一致しました。


