報道発表

バングラデシュ人民共和国に対する無償資金協力「南東部におけるミャンマーからの避難民及びホストコミュニティの女性及び青少年のための保護及び健康増進計画(UNFPA連携)」に関する書簡の署名・交換

令和8年3月3日

 3月3日(現地時間同日)、バングラデシュ人民共和国の首都ダッカにおいて、齋田伸一駐バングラデシュ人民共和国日本国特命全権大使と、キャサリン・ブリーン カムコン国連人口基金(UNFPA)バングラデシュ事務所代表(Ms. Catherine BREEN KAMKONG, Representative of UNFPA (the United Nations Population Fund) in Bangladesh)との間で、供与額5.00億円の対バングラデシュ無償資金協力「南東部におけるミャンマーからの避難民及びホストコミュニティの女性及び青少年のための保護及び健康増進計画(UNFPA連携)」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. ミャンマー連邦共和国からバングラデシュに逃れる避難民は、2017年(平成29年)の大規模流入から9年目を迎えた現在においても継続して増えており、110万人を超える避難民が人道支援に依存する生活を余儀なくされています。他方、国際社会からの支援は縮小しており、とりわけ脆弱な立場にある女性や女児は、ジェンダーに基づく暴力、児童婚や強制結婚による思春期妊娠、産科合併症や妊産婦死亡等の被害に直面しています。
  2. 本協力では、バングラデシュにおけるミャンマーからの避難民及びホストコミュニティに対し、ジェンダーに基づく暴力への対応(女性用携行品の配布、心理社会的支援等)、性と生殖に関する健康と権利の促進(関連医療機材の提供、緊急産科サービスの提供等)、児童婚を防止するための青少年支援等を行います。この協力により、避難民及びホストコミュニティの女性及び青少年の安全と健康の推進が図られ、もってバングラデシュの社会脆弱性の克服に寄与することが期待されます。
  3. 本協力は、バングラデシュ南東部において、保健、ジェンダー分野等のSDGs目標を具現化するものであり、また、同地域の平和と安定にも寄与することから、日本が掲げる自由で開かれたインド太平洋の推進にも資する取組です。

(参考)バングラデシュ人民共和国基礎データ

 バングラデシュ人民共和国は、面積約14万7千平方キロメートル(日本の約4割)、人口約1.74億人(2024年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)2,820米ドル(2024年、世界銀行)。


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