報道発表
ガーナ共和国に対する無償資金協力「ノーザン州における保健医療体制改善計画」に関する書簡の署名・交換
令和8年2月24日
2月23日(現地時間同日)、ガーナ共和国の首都アクラにおいて、義本博司駐ガーナ共和国日本国特命全権大使とサムエル・オクジェト・アブラクワ・ガーナ共和国外務大臣(Hon. Mr. Samuel Okudzeto ABLAKWA, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Ghana)との間で、2022年(令和4年)5月19日に書簡の署名・交換済みの無償資金協力「ノーザン州における保健医療体制改善計画」(供与限度額24.55億円)について、供与の限度額を31.13億円に変更することに関する書簡の署名・交換が行われました。
- ノーザン州の州病院として位置付けられているタマレ中央病院は、病棟の一部が築後90年以上経過し、老朽化により州病院として求められるレベルでの母子保健医療サービスの提供が難しくなっています。また、衛生面の課題があるほか、院内感染対策も十分に講じられていない状況です。さらに、同州の資金不足により、州内の病院における医療機材・設備が不足していることから、各病院が母子保健医療サービスを十分に提供できず、患者が上位病院であるタマレ教育病院に集中しています。こうした状況は同病院の医療キャパシティにも大きな負担となっているのみならず、住民への適切な保健医療サービスの提供にも支障を来しています。
- この協力は、ノーザン州において、タマレ中央病院の施設の建て替え・拡張、医療機材の整備及び同州内の郡病院に対して医療機材を整備することにより、母子保健医療サービスの質及びリファラルシステム(病診連携)の改善を図り、もってガーナの保健サービスの改善に寄与するものです。我が国が一貫して提唱してきたユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)に資する協力であり、同国の保健分野における我が国プレゼンスの強化を通じて二国間関係増進にも繋がることが期待されることから、大きな外交的意義を有しています。
- 我が国は、2025年(令和7年)8月に開催した第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)において、UHCの推進や保健医療サービスの整備・拡充に取り組むことを表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。
(参考)ガーナ共和国基礎データ
ガーナ共和国は、面積約23万86百平方キロメートル(日本の約3分の2)、人口3,443万人(2024年、世界銀行)、人口1人当たり国民総所得(GNI)は2,320米ドル(2024年、世界銀行)。

