報道発表

ベネズエラ・ボリバル共和国に対する無償資金協力「医学教育環境整備計画」に関する書簡の署名・交換

令和8年2月20日

 2月19日(現地時間同日)、世界保健機関(WHO)本部のあるスイス連邦のジュネーブにおいて、尾池厚之在ジュネーブ国際機関日本政府代表部特命全権大使と、テドロス・アダノム・ゲブレイェソスWHO事務局長(Dr. Tedros ADHANOM GHEBREYESUS, Director-General of WHO)との間で、無償資金協力「医学教育環境整備計画(WHO連携)」(供与額3.86億円)に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. ベネズエラの人道状況は、長引く政情不安や経済危機等を背景に危機的状況にあり、国民の8割以上が低所得層で極めて厳しい生活を余儀なくされています。とりわけ保健医療体制は劣悪であり、適切な診療へのアクセス不足で多くの命が失われているため、医療従事者の技術及び知識の向上が急務となっています。
  2. 本計画は、国立ベネズエラ中央大学医学部傘下の教育機関において、将来の医療従事者の臨床研修を行うための人体模型等の器具を備えた臨床シミュレーション・センターの設置及び医学教育環境の整備を行うことにより、適切な臨床知識を有する医療従事者の輩出を図り、保健医療サービスの改善に寄与するものです。
  3. 我が国は、これまでもベネズエラ国民に直接裨益する民生支援に取り組むことを表明してきており、国際機関を通じた支援等によりこの方針を具体化してきました。今回の協力は、現在のベネズエラ情勢を踏まえ、引き続き国民に直接裨益する民生支援を通じて同国の安定に貢献していくものです。

(参考)ベネズエラ・ボリバル共和国基礎データ

 ベネズエラ・ボリバル共和国は、面積約91万平方キロメートル(日本の約2.4倍)。人口約2,841万人(2024年、世界銀行)。人口1人当たり国民総所得(GNI)は3,820米ドル(2024年、世界銀行)。


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