報道発表
ミクロネシア連邦に対する無償資金協力「一次医療機関における妊産婦保健医療サービス強化計画(UNFPA連携)」に関する書簡の署名・交換
2月18日(現地時間同日)、ミクロネシア連邦のコロニアにおいて、籠宮信雄駐ミクロネシア連邦日本国特命全権大使と、ビィディシャ・ピライ国連人口基金(UNFPA)太平洋事務所所長(Ms. Bidisha PILLAI, Director, Pacific Sub-Regional Office and Country Representative, the United Nations Population Fund)との間で、「一次医療機関における妊産婦保健医療サービス強化計画(UNFPA連携)」(供与額5.33億円)に関する書簡の署名・交換が行われました。
- ミクロネシア連邦では、近年、妊産婦死亡率の上昇が報告されており、妊産婦医療サービスや設備の脆弱性が死亡率の高さに大きく影響しています。本計画は、医療機関における産婦人科施設の改善、医療機器の配備及び医療従事者の能力強化を行うことにより、公平な妊産婦医療サービスの提供及び妊産婦死亡率の削減を図ることで、同国の脆弱性の克服に貢献します。
- 我が国は、2024年(令和6年)7月に開催した第10回太平洋・島サミット(PALM10)の機会に発表した首脳宣言及び共同行動計画において、「ヘルシー・アイランド・ビジョン」の実現に向けた協力を推進することとし、具体的には、医療機関や、遠隔医療を含む質の高い医療機器の提供や能力構築等を通じて、強靱な保健・医療システムの開発における協力を強化することを表明しており、本計画は当該方針を具体化するものです。
(参考1)ミクロネシア連邦基礎データ
ミクロネシア連邦は、面積700平方キロメートル、人口は約11万3千160人(2024年世界銀行)、一人当たり国民総所得(GNI)は4,250米ドル(2024年、世界銀行)。
(参考2)第10回太平洋・島サミット(PALM10)
2024年7月16日~18日、岸田文雄内閣総理大臣(当時)とマーク・ブラウン・クック諸島首相(Hon. Mark BROWN, Prime Minister of the Cook Islands)の共同議長の下、第10回太平洋・島サミット(PALM10)が開催され、日本、太平洋島嶼国14か国、仏領2地域、豪州、ニュージーランド計19か国・地域の首脳等及び太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局長が参加した。ミクロネシア連邦からはウェズリー・W・シミナ大統領(H.E. Mr. Wesley W. Simina, President of the Federated States of Micronesia)が参加した。
我が国は、PALM10において、太平洋諸島フォーラム(PIF)の「2050年戦略」に定められる7分野に沿い、(1)政治的リーダーシップと地域主義、(2)人を中心に据えた開発、(3)平和と安全保障、(4)資源と経済開発、(5)気候変動と災害、(6)海洋と環境、(7)技術と連結性の7つの分野を重点分野として、今後3年間にしっかりとした開発協力と6,500人以上の人的交流・人材育成を実施する旨表明した。

