報道発表

バヌアツ共和国に対する無償資金協力「離島における保健医療施設の災害に対する強靱性強化計画(UNICEF連携)」に関する書簡の署名・交換

令和8年2月10日

 2月10日(現地時間同日)、バヌアツ共和国の首都ポートビラにおいて、奥田直久駐バヌアツ共和国日本国特命全権大使と、ロシュニ・バス国際連合児童基金(UNICEF)大洋州島嶼国地域代表代理(Ms. Roshni BASU, UNICEF Officer-in-Charge for Representative for the Pacific Island Countries)との間で、供与額10.95億円の無償資金協力「離島における保健医療施設の災害に対する強靱性強化計画(UNICEF連携)」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. バヌアツではサイクロン等の自然災害が頻繁に発生しており、特に同国首都から遠方に位置する多くの離島においては、災害・緊急時の医療対応に課題を抱えています。本計画は、離島の保健・医療施設において、水・衛生設備や太陽光発電設備を整備することにより災害・緊急時の医療体制を強化し、保健医療従事者に対する研修等を通じて医療管理能力を改善することを目的としています。
  2. 我が国は、2024年7月に開催した第10回太平洋・島サミット(PALM10)の機会に発表した首脳宣言及び共同行動計画において、「人を中心に据えた開発」分野を支援の柱として表明しており、本計画はこれに合致した支援となります。

(参考1)バヌアツ共和国基礎データ

 バヌアツ共和国は、面積1万2,190平方キロメートル、人口は32万7,777人(2024年、世界銀行)、一人当たり国民総所得(GNI)は3,940米ドル(2024年、世界銀行)。

(参考2)第10回太平洋・島サミット(PALM10)

 2024年7月16日~18日、岸田文雄内閣総理大臣(当時)とマーク・ブラウン・クック諸島首相の共同議長の下、第10回太平洋・島サミット(PALM10)が開催され、日本、太平洋島嶼国14か国、仏領2地域、豪州、ニュージーランド計19か国・地域の首脳等及び太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局長が参加した。バヌアツ共和国からはサルワイ首相(当時)が参加した。
 我が国は、PALM10において、太平洋諸島フォーラム(PIF)の「2050年戦略」に定められる7分野に沿い、(1)政治的リーダーシップと地域主義、(2)人を中心に据えた開発、(3)平和と安全保障、(4)資源と経済開発、(5)気候変動と災害、(6)海洋と環境、(7)技術と連結性の7つの分野を重点分野として、今後3年間にしっかりとした開発協力と6,500人以上の人的交流・人材育成を実施する旨表明した。


報道発表へ戻る