報道発表

「第九回中東における暴力的過激主義対策に関する対話」参加者による大西外務大臣政務官表敬

令和7年12月19日
大西外務大臣政務官と「第九回中東における暴力的過激主義対策に関する対話」参加者との記念写真
意見交換をする大西外務大臣政務官と「第九回中東における暴力的過激主義対策に関する対話」参加者

 12月19日、大西洋平外務大臣政務官は、「第九回中東における暴力的過激主義対策に関する対話」の参加者による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、大西政務官から、参加者の訪日を歓迎するとともに、日本とイスラーム世界は「和」や「寛容」を重視する精神を共有しており、長年にわたる中東や東南アジアの各国との良好な関係を活かし、国際社会の共通課題である暴力的過激主義対策を含め、世界の平和と繁栄のために引き続き協力していきたい旨述べました。
  2. これに対して、参加者からは、招へいに対する謝意が表明され、今回の訪日で得た知見を今後に活かしていくこととともに、暴力的過激主義対策における日本の役割に期待する旨が述べられました。

(参考1)中東における暴力的過激主義対策に関する対話

 暴力的過激主義思想は根強く世界各地に残存・拡散しており、我が国もテロの脅威の例外ではない。文化的・思想的・社会的背景の異なる中東地域と日本においても、暴力的過激主義対策は共通の課題である。こうした観点から、平成30年9月に第1回日アラブ政治対話で表明した「知的・人的貢献」の一環として、平成30年度から毎年、中東地域等の暴力的過激主義対策の有識者及び専門家を本邦に(コロナ禍においてはオンラインで)招へいし、日本の外務省関係者及び有識者との意見交換を実施してきた。

(参考2)表敬した参加者一行

  1. アブデラヒム・ラフティ・モロッコ首相府付刑務所管理・社会復帰総本部幹部研修国立研究所長(国籍:モロッコ)
  2. ファー・キム・ベン国際ASEAN研究所所長(マレーシア国際イスラム大学(IIUM)教授)(国籍:マレーシア)
  3. ハラ・ジアード・アル・ハティーブ・ヨルダン首相府過激主義対策室長(国籍:ヨルダン)
  4. アブドゥルラフマン・アル・ムタイリ・クウェート職業訓練教育庁(PAAET)基本教育学部イスラーム学科長(国籍:クウェート) 

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