報道発表

日・ニュージーランド物品役務相互提供協定(ACSA)及び日・ニュージーランド情報保護協定への署名

令和7年12月19日
コリンズ国防大臣と握手する茂木外務大臣
協定に署名するコリンズ国防大臣と茂木外務大臣
会談を行う両大臣

 12月19日、11時40分から東京において、茂木敏充外務大臣と訪日中のジュディス・コリンズ・ニュージーランド国防大臣(Hon. Judith Collins, Minister of Defence of New Zealand)との間で、「日本国の自衛隊とニュージーランド国防軍との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とニュージーランド政府との間の協定」(略称:日・ニュージーランド物品役務相互提供協定(ACSA))及び「情報の保護に関する日本国政府とニュージーランド政府との間の協定」(略称:日・ニュージーランド情報保護協定)への署名が行われました。
 また、署名式の後、両大臣は会談を行いました。

  1. 日・ニュージーランドACSAは、自衛隊とニュージーランド国防軍との間において、物品・役務を相互に提供する際の決済手続等の枠組みを定める協定です。この協定により、自衛隊とニュージーランド国防軍との間で物品・役務の提供を円滑かつ迅速に行うことができるようになります。この協定は、自衛隊とニュージーランド国防軍との間の緊密な協力を促進するとともに、国際社会の平和と安全に積極的に寄与するものです。  
  2. 日・ニュージーランド情報保護協定は、日・ニュージーランド両国政府間で相互に提供される国家安全保障上の観点から保護する必要がある秘密情報を、受領する締約国政府が自国の国内法令に従って保護するためにとる措置等について定めるものです。この協定により、両国政府間で提供される秘密情報が適切に保護され、両国政府間で有益な情報交換が一層行われることが期待されます。
  3. 署名後の会談においては、両大臣は、安全保障分野における両国の協力、経済安全保障、地域情勢や米国のこの地域への関与の重要性等について意見交換を行い、「自由で開かれたインド太平洋」の担い手である両国が安全保障・防衛協力を一層強化していくことの重要性を確認しました。

(参考)別添

  1. 日・ニュージーランド物品役務相互提供協定(和文(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く
  2. 日・ニュージーランド情報保護協定(和文(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く

報道発表へ戻る