報道発表
ベリーズに対する無償資金協力「ベリーズ・シティ旋回橋架け替え計画」に関する書簡の署名・交換
令和7年12月18日
12月18日(現地時間17日)、ベリーズのベリーズ・シティにおいて、山倉良輔駐ベリーズ日本国大使とフランシス・フォンセカ・ベリーズ外務・貿易・教育・文化・科学技術大臣(Honourable Francis FONSECA, Minister for Foreign Affairs, Foreign Trade, Education, Culture, Science and Technology)との間で、供与限度額21.71億円の無償資金協力「ベリーズ・シティ旋回橋架け替え計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。
- ベリーズ最大の都市であるベリーズ・シティ中心部の旋回橋は、老朽化により鋼桁の腐食や脆弱化が著しく、重量制限により大型車は迂回を余儀なくされ、周辺の狭い生活道路が混雑しています。また、この橋は幅員が狭く、車両や歩行者の通行量も制限されるため、スムーズな物流や人の移動に支障を来しています。さらに、経年劣化による崩落や高潮による浸水等のリスクも高まっていることから、早急な架け替えが必要な状況です。
- この協力は、同旋回橋の架け替えにより、公共交通機関や災害に強いインフラの整備を図り、ベリーズ・シティ及び周辺地域の強靭な生活基盤構築に寄与するものです。ベリーズは我が国と価値・原則を共有するパートナーであり、日・中米交流年に当たる2025年に本協力を進めることで同国の国民生活を後押しすることにより、二国間関係の更なる強化が期待されます。
(参考)ベリーズ基礎データ
ベリーズ共和国は、面積約2.3万平方キロメートル(日本の四国よリややや大きい)。人口約42万人(2024年、世界銀行)。人口1人当たり国民総所得(GNI)は7,640米ドル(2024年、世界銀行)。

