報道発表
東ティモール民主共和国に対する無償資金協力「経済社会開発計画（道路補修整備機材）」に関する書簡の署名・交換
令和7年12月11日
12月11日（現地時間同日）、東ティモール民主共和国の首都ディリにおいて、木村徹也駐東ティモール民主共和国日本国特命全権大使と、ベンディト・ドス・サントス・フレイタス東ティモール民主共和国外務・協力大臣（H.E. Mr. Bendito dos Santos Freitas, Minister of Foreign Affairs and Cooperation of the Democratic Republic of Timor-Leste）との間で、無償資金協力「経済社会開発計画（道路補修整備機材）」（供与額4.4億円）に関する書簡の署名・交換が行われました。
- 東ティモールでは、道路の整備や維持管理のための技術・知識が不十分であるなど、道路インフラの質や維持管理能力に課題があり、道路の損壊が頻繁に発生しています。特に地方部では、雨季における道路の損壊が常態化しており、住民の移動、物流及び地域経済に深刻な影響を及ぼしています。
- 本計画では、東ティモールに対し、老朽化した道路や、雨季の自然災害により繰り返し損壊している道路を補修するための道路整備機材（路面切削機、アスファルト舗装機等）を供与し、基礎的なインフラである道路の維持管理能力を向上させることにより、同国における災害に対して強靱な道路整備を後押しします。
（参考）東ティモール民主共和国基礎データ
東ティモール民主共和国は、面積約1万49百平方キロメートル（日本の首都圏4都県の合計面積とほぼ同じ大きさ）を有し、人口約136万人（2023年、世界銀行）、人口1人当たりの国民総所得（GNI）は2,140米ドル（2023年、世界銀行）。