報道発表

ネパールに対する円借款「コテショール交差点改良計画」に関する書簡の署名・交換

令和7年12月3日

 12月3日(現地時間同日)、ネパールの首都カトマンズにおいて、前田徹駐ネパール日本国特命全権大使と、ガンシャム・ウパディヤ・ネパール財務省次官(Mr. Ghanshyam UPADHYAYA, Secretary of the Ministry of Finance of the Government of Nepal)との間で、344億9,000万円を限度とする円借款「コテショール交差点改良計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. 対象案件の概要
     首都カトマンズにおいて、交通渋滞が深刻なティンクネ、コテショール及びジャディブティ交差点において、総延長約1.9kmのフライオーバー及びアンダーパスを建設し立体化することにより、交通の円滑化及び交通渋滞の緩和を図り、もってカトマンズ首都圏の経済成長と都市環境の改善につながることが期待されます。本協力を通じ、我が国とネパールの友好関係の更なる強化に貢献することが見込まれます。
  2. 供与条件
    1. 金利:円建て0.2%
    2. 償還期間:40年(うち据置期間は10年)
    3. 調達条件:一般アンタイド

(参考)ネパール基礎データ

 ネパールは、面積14万7千平方キロメートル(北海道の約1.8倍)、人口約2,965万人(2024年(令和6年)、世界銀行)、人口1人当たり国民総所得(GNI)は1,470米ドル(2024年(令和6年)、世界銀行)。


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