報道発表

「世界津波の日」2025高校生サミットin仙台の開催

令和7年11月28日
開会式でスピーチを行う英利外務大臣政務官

 11月27日から28日まで、仙台市、宮城県、外務省等の共催により、宮城県仙台市において「『世界津波の日』2025高校生サミットin仙台」が開催され、日本を含む10か国の高校生(国内参加高校生61名、海外参加高校生27名)が参加しました。

  1. 高校生たちは、同サミットを通して、日本の津波の歴史や防災・減災の取組を学ぶとともに、「より良い復興」、「多様なステーク・ホルダーの参画」、「伝承と災害文化」の3分野のテーマに分かれて議論を行いました。最後は分科会での議論をまとめ、サミット全体の成果として大会宣言が発表されました。
  2. 11月27日の開会式及びレセプションでは、英利アルフィヤ外務大臣政務官が外務省を代表してスピーチを行い、東日本大震災をはじめとした災害に触れつつ、持続可能な発展を遂げる上での防災の重要性を述べた上で、本サミットが、参加高校生の「絆」を強める機会になることを期待している旨述べました。
  3. 高校生たちは、本サミットを通じて得られた知見、経験を自国に持ち帰り、将来、各国で防災・減災分野における主導的な役割を担うリーダーとして活躍することが期待されます。

(参考1)「世界津波の日」

 2015年(平成27年)12月、津波に関する人々の意識を向上し、津波対策を強化することを目的に、日本をはじめ142か国が共に提案した「世界津波の日」を定める決議が第70回国連総会本会議でコンセンサスにより採択された。

(参考2)高校生の参加国

 日本、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム(計10か国)


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