報道発表
東ティモール民主共和国に対する無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」に関する書簡の署名・交換
令和7年11月21日
11月21日(現地時間同日)、東ティモール民主共和国の首都ディリにおいて、木村徹也駐東ティモール民主共和国日本国特命全権大使は、アミン・サイード世界食糧計画東ティモール事務所副代表兼代表代理(Mr. Amin SAID, Deputy Country Director and Officer-in-Charge of the World Food Programme in the Democratic Republic of Timor-Leste)との間で、無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」(供与額1億円)に関する書簡の署名・交換を行いました。
- 東ティモールでは、5歳未満の子どもの発育阻害率が約47%(世銀:2020)に達しており、世界においても高い水準となっています。これに加え、近年の生産コストの上昇や不規則な降雨に起因する収穫の遅れなどは、同国の食糧事情に深刻な影響を及ぼしており、食糧の調達や確保が急務となっています。
- この協力は、東ティモールの学校給食を支援することを目的として、WFPを通じ、食糧を調達するための資金を同国政府に供与するものです。
(参考)東ティモール民主共和国基礎データ
東ティモール民主共和国は、面積約1万49百平方キロメートル(日本の首都圏4都県の合計面積とほぼ同じ大きさ)を有し、人口約136万人(2023年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)は2,140米ドル(2023年、世界銀行)。

