報道発表
モーリタニア・イスラム共和国に対する無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換
令和7年11月11日
11月11日(現地時間10日)、モーリタニア・イスラム共和国の首都ヌアクショットにおいて、内田立国駐モーリタニア・イスラム共和国日本国特命全権大使とアブダッラー・スレイマン・シェイフ・シディヤ・モーリタニア・イスラム共和国経済・開発大臣(H.E. Mr. Abdallah SOULEYMANE CHEIKH‐SIDIA, Minister of Economic Affairs and Development, Islamic Republic of Mauritania) との間で、供与額4.00億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換が行われました。
- モーリタニアは国土の約9割が砂漠地帯であり、十分な耕作地が存在しないため、恒常的に深刻な食糧不足に陥っており、更に大干ばつや主要食料品の価格高騰により国民への影響が拡大しています。
- この協力は、モーリタニアの食料安全保障の確保を目的として、同国に対し、食糧援助を実施するものです。
- 我が国は、2025年(令和7年)8月に開催した第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)において、食料安全保障強化・持続可能な農林水産業支援に取り組むことを表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。
(参考)モーリタニア・イスラム共和国基礎データ
モーリタニア・イスラム共和国の面積は103万平方キロメートル(日本の約2.7倍)。人口は517万人(世界銀行、2024年)、1人当たり国民総所得(GNI)は2,090米ドル(世界銀行、2024年)。

