報道発表
2025年「世界津波の日」啓発イベント(於:ニューヨーク国連本部)における茂木外務大臣開会メッセージの発出及び宮城県高校生の出席
令和7年11月6日
11月5日、日本は、チリ、モルディブ、スリランカ、タイほか関係国の国連代表部及び関係国際機関とともに、2025年「世界津波の日」啓発イベントを共催しました。このイベントに、日本政府を代表して茂木敏充外務大臣が開会メッセージ(英語/仮訳)を発出し、山﨑和之国連大使が代読しました。また、宮城県から3名の高校生が参加し、スピーチを行いました。
- 茂木大臣は、メッセージの中で、日本政府は、自身の知見を生かしながら、気候変動等の影響により世界各地で激甚化、頻発化する災害への対応に取り組んできていることや、災害の記憶・経験を伝承することが、今を生きる私たちに課された重要な責務であることに言及しました。
- また、2027年に仙台市で開催予定のアジア太平洋防災閣僚級会議に触れた上で、数多くの災害を経験し、防災に関する知見を豊富に蓄えてきた日本は、世界中で持続的で強靱な社会を構築できるよう、世界の防災を主導していくという強い決意を示しました。
- 宮城県の3名の高校生は、11月27日及び28日に開催予定の「『世界津波の日』2025高校生サミットin仙台」への意気込みや、アジア太平洋防災閣僚級会議に言及しつつ、防災における自身や地域の取組について話しました。
(参考1)「世界津波の日」
2015年12月、津波に関する人々の意識を向上し、津波対策の強化を目的に、日本をはじめ142か国が共に提案した「世界津波の日」を定める決議が第70回国連総会本会議でコンセンサスにより採択された。
(参考2)「世界津波の日」高校生サミット
国内外の高校生が参加し、津波などの自然災害の脅威と対策を学ぶ場として、2016年(平成28年)から開催。第7回目となる本年は、11月27日及び28日に宮城県仙台市において開催。
「世界津波の日」2025高校生サミットin仙台の開催


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