報道発表

ネパールに対する無償資金協力「洪水被害を受けたシンズリ道路緊急復旧計画」に関する書簡の署名・交換

令和7年10月30日

 10月30日(現地時間同日)、ネパールの首都カトマンズにおいて、前田徹駐ネパール日本国特命全権大使と、ガンシャム・ウパディヤ・ネパール財務省次官(Mr. Ghanshyam UPADHYAYA, Secretary of the Ministry of Finance of the Government of Nepal)との間で、無償資金協力「洪水被害を受けたシンズリ道路緊急復旧計画」(28.00億円)に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. シンズリ道路(総延長距離160キロ)は、我が国無償資金協力により完工した道路であり、インドとの交通及び物流の窓口となる東テライ地域と首都カトマンズを繋ぐ幹線道路であるため、ネパールの社会経済発展に重要な役割を果たしています。しかし、昨年(2024年)9月に、1970年の観測開始以来最大となる豪雨が発生し、この影響で、道路の一部が崩れる等の被害を受けました。
  2. 技術的にすべてを自国で復旧させることが困難であることから、我が国が緊急性の高い被災箇所の復旧を支援することにより、道路利用者の通行及びその安全を図り、もって域内の人の移動と流通の拡大に貢献します。

(参考)ネパール基礎データ

  ネパールは、面積約14万7千平方キロメートル(北海道の約1.8倍)、人口約2,965万人(2024年(令和6年)、世界銀行)、人口1人当たり国民総所得(GNI)は1,470米ドル(2024年(令和6年)、世界銀行)。


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