報道発表

日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト(Student Educational Exchange and Dialogue(SEED)project)の実施(結果)

令和7年10月20日

 10月18日及び19日、東京都横田飛行場内のヨコタ・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue(SEED)project)が開催されたところ、概要は以下のとおりです。

1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い

 在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
 今般開催された横田飛行場での事業には、日米の中学・高校生約30名が交流しました。

2 概要

(1)学生によるプレゼンテーション

プレゼンテーション準備の様子
プレゼンテーションの様子
  1.  1日目:10月18日(土曜日)
     学生たちは5つのグループに分かれ、自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーション等を行いました。
  2.  2日目:10月19日(日曜日)
     学生たちは、「日米交流イベントを考えよう」というテーマの下、地域資源や地域の魅力を活用した国際交流イベントについてグループで考え、英語と日本語でプレゼンテーションを行いました。

(2)閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:10月19日)

マックエルハニー第374空輸航空団司令官と学生たち
ゴルマン在日米軍副司令官と学生たち

 日本側から、山下秀男昭島市教育委員会教育長(周辺自治体5市1町代表)、高尾直外務省日米地位協定室長等が、米側からゴルマン在日米軍副司令官(Brigadier General Kelvin W. Gallman, Deputy Commander, United States Forces Japan)、マックエルハニー第374空輸航 空団司令官(Col Richard McElhaney, Yokota Air Base Commander(374 Airlift Wing))、アダムス米国防省教育部太平洋支部東区副教育長(Mr. Joshua Adams, DoDEA Pacific East District Community Superintendent)等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。また、日本人学生の御両親も参加されました。

山下昭島市教育委員会教育長と学生たち
ゴルマン在日米軍副司令官の挨拶
記念撮影

3 参加した日米学生の所感(例)

(1)日本側の参加者

  • たくさんの仲間とのコミュニケーションを取る中で、自分から英語を話す力が付いてきていることを感じることができ、とても楽しかったです。
  • 今回のイベントを通じて、もっと実践的な英語を身に付けたいと思いました。そして、このように英語に囲まれた生活をすることは英語力の向上にとても役に立つと思ったので、これからはコミュニケーションをより大事にしていきたいです。

(2)米側の参加者

  • SEEDプロジェクトは、ゲームやチームワークを通じて、日本の学生と話し、また互いに学び合うための非常に良いイベントでした。
  • とても楽しいイベントでした。自分の殻を破り、日本の学生に話しかけたことで、普段できない経験ができました。

(参考)実施形態

  • 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity(DoDEA)
  • 開催協力:横田飛行場周辺自治体(昭島市、立川市、福生市、武蔵村山市、羽村市、瑞穂町)、横田飛行場

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