報道発表

日・スウェーデン外相会談

令和7年10月14日
ステーネルガード外相と握手する岩屋大臣
岩屋大臣とステーネルガード外相の会談の様子

 10月14日、午後5時10分から約40分間、岩屋毅外務大臣は、訪日中のマリア・マルメル・ステーネルガード・スウェーデン王国外務大臣(H.E. Ms. Maria MALMER STENERGARD, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Sweden)と日・スウェーデン外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、本年4月のベルギー・ブリュッセルにおける外相会談以来の再会ができたことをうれしく思う旨述べた上で、日本国際博覧会(大阪・関西万博)訪問のための5月のカール16世グスタフ国王陛下及び今般のヴィクトリア皇太子殿下の訪日を契機とし、日・スウェーデン関係を一層強化し、安全保障や経済をはじめとする様々な分野での協力を強化したい旨述べました。これに対し、ステーネルガード外相から、訪日できたことを喜ばしく思う旨述べられた上で、二国間関係、地域情勢及び国際社会の諸課題について、日本との間で引き続き緊密に連携していきたい旨の発言がありました。
  2. 両外相は、ステーネルガード外相が今回の訪日において広島平和記念公園を訪問したことに触れつつ、核軍縮分野における両国の協力について確認したほか、原子力、グリーン移行、デジタル、ライフサイエンス分野といった二国間関係における幅広い分野での協力について意見交換を実施しました。
  3. また、両外相は、ウクライナ情勢、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢といった国際社会の諸課題に関し、日・スウェーデン間で連携していくことを確認しました。

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