報道発表

ガボン共和国に対する無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の署名・交換

令和7年10月6日

 10月4日(現地時間3日)、ガボン共和国の首都リーブルビルにおいて、野口修二駐ガボン共和国日本国特命全権大使とミシェル・レジ・オナンガ・ンディアイ・ガボン共和国外務・協力大臣(統合及び在外ガボン人担当)(H.E. Mr. Michel Régis ONQANGA M. NDIAYE, Minister of Foreign Affairs and Cooperation, responsible for Integration and the Diaspora of the Gabonese Republic)との間で、供与額2.00億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. ガボンでは、医療体制が脆弱な上、地域格差も顕著であり、国民が適切な保健サービスを受けられていない状況が続いており、特にマラリアの蔓延は深刻です。
  2. この協力は、ガボン国内の州立病院等に対し、迅速なマラリア検査が実施可能な血液検査機器を配置し、マラリアを始めとする感染症に対する検査体制の強化を図るものです。
  3. 我が国は、本年(2025年)8月に開催した第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)において、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジとプライマリー・ヘルスケアを推進し、感染症を含む主要な疾病対策に引き続きコミットすることを表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。

(参考)ガボン共和国基礎データ

 ガボン共和国の面積は26万8千平方キロメートル(日本の約3分の2)。人口は248万人(世界銀行、2023年)、1人当たり国民総所得(GNI)は7,960米ドル(世界銀行、2023年)。


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