報道発表
日米外相電話会談
令和7年9月19日
9月19日午前11時30分から約20分間、岩屋毅外務大臣は、マルコ・ルビオ米国国務長官(The Honorable Marco Rubio, Secretary of State of the United States of America)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 両外相は、現下の中東情勢を中心に意見交換を行いました。
- 岩屋大臣から、我が国として「二国家解決」の実現を一貫して支持している点を強調した上で、イスラエルによる一方的行為の継続により、「二国家解決」の前提を崩しかねない事態が生じていることに対する我が国の強い危機感を伝え、米国を含む国際社会から、イスラエルに対して一方的行為の即時停止を強く求めていく必要性を強調しました。また、岩屋大臣から、一刻も早いガザにおける停戦、人質解放の実現及び人道支援の取組を含めた実質的な状況改善に向け、米国と一層緊密に協力していきたい旨述べました。これに対し、ルビオ国務長官から、同長官のイスラエル及びカタール訪問の結果につき説明がありました。
- また、両外相は、イランの核問題についても意見交換を行いました。
- 最後に、両外相は、中東の平和と安定のための更なる外交努力の必要性につき一致し、今後も緊密に意思疎通を続けることを確認しました。