報道発表

岩屋外務大臣とサルマン・バーレーン王国皇太子兼首相殿下との会談

令和7年9月19日
サルマン・バーレーン皇太子兼首相殿下と握手する岩屋外務大臣
岩屋外務大臣とサルマン・バーレーン皇太子兼首相殿下との会談の様子

 9月19日、午後3時から約30分間、岩屋毅外務大臣は、サルマン・バーレーン王国皇太子兼首相殿下(H.R.H. Prince Salman bin Hamad Al Khalifa, Crown Prince and Prime Minister of the Kingdom of Bahrain)と会談したところ、概要は以下のとおりです。

1 二国間関係

  1. 岩屋大臣から、両国間には100年近い友好の歴史があり、両国の関係は、エネルギー分野にとどまることなく、政治・安全保障、環境、情報通信、宇宙や文化等の幅広い分野に拡大していると述べた上で、この関係を一層強化していく意思を伝えました。また、今月、ザヤーニ外務大臣との間で第一回外相戦略対話を開催し、非常に建設的な議論を行ったとし、こうした枠組みの下で、企業間の具体的な協力が発展することを期待する旨述べました。
  2. サルマン皇太子兼首相殿下は、官民で具体的な協力案件が進展していることは喜ばしく、引き続き日本と緊密に協力していきたい旨述べました。

2 地域・国際情勢

 双方は、ガザ情勢をはじめとする中東情勢について意見交換を行いました。双方は、パレスチナについて、「二国家解決」の実現と協議を通じた紛争解決の重要性を改めて確認しました。また、双方は、海洋安全保障は非常に重要であることを確認し、紅海情勢への対応等においても、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。


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