報道発表

日・ハンガリー外相会談

令和7年9月17日
握手する岩屋外務大臣とシーヤールトー外務貿易大臣
岩屋外務大臣とシーヤールトー外務貿易大臣の会談の様子

 9月17日、午後1時10分から約40分間、岩屋毅外務大臣は、訪日中のシーヤールトー・ペーテル・ハンガリー外務貿易大臣(H.E. Mr. Péter SZIJJÁRTÓ, Minister of Foreign Affairs and Trade of Hungary)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 二国間関係

 冒頭、岩屋大臣から、「155年を超えるハンガリーとの歴史的な友好関係を踏まえ、今後も様々な分野での協力や交流を進めていきたい」と述べました。これに対し、シーヤールトー外務貿易大臣からは、「両国は長年の友好関係に加え、互いに尊敬し合う関係にある、ハンガリーの宇宙ミッションへの日本の支援にも感謝する、引き続き経済分野を始めとする二国間の関係を強化していきたい」との発言がありました。

2 国際・地域情勢

 岩屋大臣から、欧州・大西洋とインド太平洋は不可分であるとの認識の下、ウクライナにおいて公正かつ永続的な平和を実現することが非常に重要である旨述べました。シーヤールトー大臣からは、ウクライナ情勢に対するハンガリーの立場について説明がありました。
 また、両大臣は、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢や国際社会の諸課題に関して意見交換を行い、二国間で緊密に議論を続けていくことで一致しました。また、シーヤールトー大臣からは拉致問題の即時解決に向けて理解と支持が示されました。


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