報道発表
リベリア共和国に対する無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換
令和7年9月17日
9月16日(現地時間同日)、リベリア共和国の首都モンロビアにおいて、義本博司駐リベリア共和国日本国特命全権大使(ガーナ共和国にて兼轄)とイブラヒム・アル・バクリ・ニェイ・リベリア共和国国際協力・経済統合担当外務副大臣(Dr. Ibrahim Al-Bakri NYEI, Deputy Minister for International Cooperation and Economic Integration of the Ministry of Foreign Affairs of the Republic of Liberia)との間で、供与額2.50億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換が行われました。
- リベリアでは、内戦後も農業基盤が依然として未整備のため農業生産性が低く、食料の大半を輸入に依存しています。加えて、近年は気候変動等がもたらす異常気象や自然災害の影響によって、作物の収穫量が減少するなど、差し迫った食料危機に直面しています。
- この協力は、リベリアに対し、食糧援助を実施することで、同国の食料安全保障及び栄養状態の改善等を目指すものです。
- 我が国は、本年(2025年)8月に開催した第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)において、食料安全保障強化・持続可能な農林水産業支援に取り組むことを表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。
(参考)リベリア共和国基礎データ
リベリア共和国は、面積約11万14百平方キロメートル(日本の約3分の1)、人口561万人(2024年、世界銀行)、人口1人当たり国民総所得(GNI)は760米ドル(2024年、世界銀行)。

