報道発表

ウクライナの独立記念日におけるG7外相電話会合に関する議長声明

令和7年8月26日

 8月26日(現地時間25日)、G7議長国であるカナダが、発出した標記声明は以下のとおりです。

 (声明仮訳)
 ウクライナの独立記念日に際し、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国及びアメリカ合衆国のG7外相並びに欧州連合(EU)上級代表は、ウクライナのシビハ外相とオンラインで会談した。

 参加者は、トランプ大統領のリーダーシップの下で行われている米国の外交努力が、平和的かつ永続的な戦争の終結の機会を創出していることを歓迎した。彼らは共に、ウクライナの完全かつ無条件の停戦及び首脳級での協議への関与に対する継続的なコミットメントを称賛した。

 彼らはまた、米国と連携しながら、強固で信頼できる「安全の保証」を提供するという欧州、カナダ及びその他のパートナーの意思を歓迎した。

 参加者は、ウクライナの主権の尊重改めて表明した。参加者は、ウクライナの領土一体性及び政治的独立の尊重並びに戦争捕虜、違法に拘束された民間人及び拉致又は連れさられた子どもの帰還についても議論した。カナダ及びウクライナが共同議長を務める、ウクライナの子どもたちの帰還のための国際コアリションを通じた取組を継続する重要性が、更に強調された。

 参加者は、この恐ろしい戦争を終結させる合意がない限り、モスクワに対する経済的及び財政的圧力を継続していく意向を表明した。

 参加者は、ロシア及びウクライナの首脳間における対話の継続及び意味のある、実質的な、そして誠意ある交渉を支持し、平和が根付くためには双方が公正で、公平で、持続可能な解決策に到達することが不可欠であると述べた。

 参加者は、ウクライナの独立を祝し、ウクライナ国民との連帯を表明した。


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