報道発表

日・南スーダン外相会談

令和7年8月21日
握手をして正面を向く岩屋大臣とセマヤ外相
岩屋大臣とセマヤ外相の会談風景

 8月21日、午後1時30分から約20分間、岩屋毅外務大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中の、マンデー・セマヤ・クンバ南スーダン共和国外務・国際協力大臣(H.E. Amb. Monday Semaya Kenneth Kumba, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation , the Republic of South Sudan)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、南スーダンの安定は地域の平和及び安定に向けて重要であるとしつつ、これまでの日本の同国に対する支援に言及した上で、今後も伴走者として支援していきたい旨を述べました。これに対し、セマヤ外相から、日本のこれまでの南スーダンへの支援につき謝意が述べられるとともに、日本企業の南スーダンへの投資拡大への期待が述べられました。
  2. 岩屋大臣から、今般、食糧援助、地雷対策及び洪水対策に関する支援を決定した旨を紹介するとともに、日本企業による南スーダンへの投資につなげるため、和平合意の履行を通じた治安改善についての期待を述べました。これに対し、セマヤ外相は、TICADの重要性について触れつつ、インフラや人材育成、人材交流等の分野におけるTICADの成果への期待を述べました。また、セマヤ外相は、南スーダン政府として選挙実施を含めた和平合意の履行に向けて取り組んでいく旨を述べました。
  3. また、両外相は、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、安保理改革といった地域情勢及び国際場裡の諸課題についても意見交換し、緊密に連携して対応していくことで一致しました。

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