報道発表
岩屋外務大臣とセンゲ・シエラレオネ首席大臣との会談
令和7年8月21日
8月21日、午前10時40分から約15分間、岩屋毅外務大臣は、第9回アフリカ開発会議（TICAD 9）に参加するため訪日中のデービッド・センゲ・シエラレオネ共和国首席大臣（Dr. David Moinina SENGEH, Chief Minister of the Republic of Sierra Leone）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、国連安保理非常任理事国を務めるシエラレオネに敬意を表するとともに、今年6月に西アフリカ諸国経済共同体（ECOWAS）議長国に就任したシエラレオネと、地域の平和と安定のため連携を更に強化していきたい旨を述べました。これに対し、センゲ大臣は、日本のTICADにおけるこれまでの取組を高く評価し、二国間関係及び国際場裡での協力を一層強化していきたい旨を述べました。
- 岩屋大臣から、シエラレオネの食料安全保障強化に貢献していくと述べるとともに、天然の良港と豊富な鉱物資源を擁するシエラレオネとの経済関係を強化していきたい旨を述べました。これに対し、センゲ大臣は、これまでの日本の支援に謝意を表明するとともに、鉱物や農業等の分野での日本企業の一層の投資促進、両国間の人的交流の拡大、地域と国際社会の平和と安定のために引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。
- また、双方は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応、安保理改革といった地域情勢及び国際場裡の諸課題に連携して対応していくことを確認しました。