報道発表
日・ボツワナ外相会談
令和7年8月20日


8月20日、午後4時から約15分間、岩屋毅外務大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中の、ペニョ・ブタレ・ボツワナ国際関係大臣(Hon. Dr. Phenyo Butale, Minister of International Relations of Botswana)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、大臣就任に祝意を表するとともに、初の訪日を歓迎しつつ、来年の外交関係樹立60周年も見据え、二国間関係を更に強化していきたい旨を述べました。これに対し、ブタレ国際関係大臣は、TICAD 9における日本のおもてなしへの謝意を述べるとともに、岩屋大臣と連携して、二国間関係を一層発展させていきたい旨を述べました。
- 岩屋大臣から、我が国は、干ばつ被害を受けた子供の栄養改善に向けた支援を実施中であり、自然災害から生じる食料不安へのボツワナの対応に協力していきたい旨を述べました。また、岩屋大臣から、日本企業が関心を有している再生エネルギーや下水道分野において経済関係を強化していきたい旨を述べました。これに対し、ブタレ国際関係大臣は、これまでの日本からの支援に謝意を表明するとともに、日本企業によるボツワナへの一層の投資促進や産業インフラ、保健及び若者の能力強化を始めとする人材育成分野での協力を期待する旨を述べました。
- また、両外相は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応、安保理改革といった地域情勢及び国際場裡の諸課題に連携して対応していくことを確認しました。