報道発表
日・ギニア外相会談
令和7年8月20日


8月20日、午後1時45分から約15分間、岩屋毅外務大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のイスマエル・ナベ・ギニア共和国計画・国際協力大臣(H.E. Mr .Ismaël NABÉ, Minister of Planning and International Cooperation of Republic of Guinea)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、先般の大阪・関西万博ナショナルデーへのギニアの参加と、今回のナベ大臣の訪日を歓迎しつつ、豊富な資源により、更なる発展のポテンシャルを有するギニアの人材育成等の取組を後押ししたい旨を述べました。これに対し、ナベ大臣は、TICADにおけるインフラ、病院を始めとする様々な分野でのこれまでの日本の取組を高く評価し、TICADの重要性に触れつつ、二国間関係及び国際場裡での協力を一層強化していきたい旨述べました。
- また、岩屋大臣から、ギニアの平和と安定は西アフリカ全体にとって重要であるとした上で、ギニアへの食糧援助や消防関連機材の供与を決定した旨を紹介しました。さらに、ナベ大臣が主導する開発計画「シマンドゥ2040」が国民全体の生活向上に繋がることを期待する旨を述べました。これに対し、ナベ大臣は、橋梁を含むインフラ開発に関する取組を始めとするこれまでの日本の支援に謝意を表明しつつ、日本企業の一層の投資促進を期待するとともに、地域の安定化、更には国際場裡での協力において、引き続き緊密に連携してきたい旨を述べました。
- また、両外相は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応、安保理改革といった地域情勢及び国際場裡の諸課題に連携して対応していくことを確認しました。