報道発表
フロイド包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会暫定技術事務局長による岩屋外務大臣表敬
令和7年8月4日


8月4日、午後5時15分から約20分間、岩屋毅外務大臣は、外務省の招待で訪日中のロバート・フロイド包括的核実験禁止条約機関準備委員会暫定技術事務局事務局長(Dr. Robert Floyd, Executive Secretary of the Comprehensive Nuclear-Test-Ban Treaty Organization (CTBTO))による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、フロイド事務局長による広島及び長崎の平和記念(祈念)式典参列に謝意を示しつつ、事務局長再任への祝意を伝達するとともに、包括的核実験禁止条約(CTBT)を始めとする国際的な監視体制の維持・強化は重要であり、日本は唯一の戦争被爆国として貢献していく旨述べました。
- これに対し、フロイド事務局長から、今回の招待、国内10か所の監視施設及び国際的な監視体制の維持・強化を含む、日本のCTBTOの活動全般への貢献に対する謝意が表明されました。また、同事務局長は、核兵器による惨禍は決して繰り返されてはならない旨述べました。双方は、CTBTの早期発効に向けて一層緊密に連携していくことで一致しました。