報道発表

エスワティニ王国に対する無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」に関する書簡の署名・交換

令和7年7月31日

 7月30日(現地時間同日)、エスワティニ王国の首都ムババーネにおいて、志水史雄駐エスワティニ王国日本国特命全権大使(南アフリカ共和国にて兼轄)とアシュラフル・アミン国連世界食糧計画(WFP)エスワティニ事務所長(Mr. Ashraful AMIN, Representative and Country Director of the World Food Programme in Eswatini)との間で、供与額2.00億円の無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」に関する書簡の署名・書簡の交換が行われました。

  1. エスワティニでは、近年、恒常的に発生している干ばつや熱波、洪水の影響により農産物生産が大きく減少しているほか、食料価格や輸送価格の高騰により、食糧援助へのニーズは極めて高くなっています。
  2. この協力は、エスワティニの食料安全保障の改善を目的とし、同国に対し、WFPを通じて、食糧援助を実施するものです。
  3. 我が国は、2022年8月に開催した第8回アフリカ開発会議(TICAD 8)において、食料危機対応・持続可能な農業生産支援に取り組むことを表明しており、この協力はこれを具体化するものです。

(参考)エスワティニ王国基礎データ

 エスワティニ王国の面積は約1万7千平方キロメートル(四国よりやや小さい)、人口は約124万人(2024年(令和6年)、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)は3,580米ドル(2024年(令和6年)、世界銀行)。


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