報道発表
第3回日・スリランカ外務省高級事務レベル政策対話の開催
令和7年7月30日
7月30日、スリランカ民主社会主義共和国のコロンボにおいて、第3回日・スリランカ高級事務レベル政策対話が開催され、日本側から宮本新吾外務省南部アジア部長他が、スリランカ側からはサシカラ・プレマワルダナ・スリランカ民主社会主義共和国外務次官補(二国間外交:東方担当)(Ms. Sashikala Premawardhane, Additional Secretary Bilateral Political Affairs-East, Ministry of Foreign Affairs of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)他が出席したところ、概要は以下のとおりです。
- 今回の外務省高級事務レベル政策対話は、2016年と2021年に続く第3回目で、昨年(2024年)9月に発足したディサナヤケ政権下では初めての対話となりました。
- 今回の協議において、両国はそれぞれの外交政策上の優先課題、要人往来を含む二国間関係、また現下の国際情勢などについて意見交換を行いました。スリランカ側から同国の経済危機を受けた債務再編を含む日本の協力に改めて感謝の意が表され、我が国からは、「包括的パートナーシップ」の下での協力を発展させ、その中で包摂性に配慮した質の高い成長を目指した開発協力を継続し、国民の生活向上や汚職対策といったディサナヤケ政権の取組を支えていく旨述べました。
- 両国は引き続き、旧紛争地域である北・東部州も含めたスリランカの経済社会開発のため、緊密に協力していくことを確認しました。