報道発表
英利外務大臣政務官のバルバドス訪問
7月23日(現地時間同日)から7月24日(現地時間同日)にかけて、英利アルフィヤ外務大臣政務官は、バルバドスを訪問したところ、概要は以下のとおりです。
1 ハンフリー国民強化・高齢者問題大臣表敬


7月23日、英利政務官は、カーク・ハンフリー・バルバドス国民強化・高齢者問題大臣(The Hon. Kirk Humphery M.P., Minister of People Empowerment and Elder Affairs of Barbados)を表敬しました。
冒頭、英利政務官から、2023年のハンフリー大臣の訪日を契機に様々な連携が継続していることを歓迎するとともに、2027年に日・バルバドス外交関係樹立60周年に向け、人物交流を通じた更なる交流の深化を期待する旨述べました。
ハンフリー大臣は、これまでの日本の支援について謝意を述べるとともに、引き続き両国共通の社会課題である高齢化社会等に対する日本の取組を学びつつ、二国間関係を発展させたい旨述べました。
2 ハズバンズ研修・高等教育大臣(前対外貿易•事業開発担当閣外大臣)


同24日、英利政務官は、シェリル・サンドラ・ハズバンズ・バルバドス研修・高等教育大臣(The Hon. Cheryl Sandra Husbands, M.P. Minister of Training and Tertiary Education of Barbados)を表敬しました。
冒頭、英利政務官から、昨年(2024年)12月の日・カリコム外相会合では、両国が価値や原則を共有するグローバル・パートナーとして、国際社会が直面する新たな課題の解決に取り組むことを確認したことに触れ、この成果を具体化し、2027年の日・バルバドス外交関係樹立60周年を成功に導きたい旨述べました。
英利政務官とハズバンズ大臣は、防災、地球規模課題、北朝鮮による拉致問題を含むアジア情勢を始めとする地域情勢及び国際社会における課題について協力していくことを確認しました。その中で、英利政務官は、拉致問題の即時解決について、理解と協力を求め、ハズバンズ大臣から支持を得ました。
更に、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナルデーにおけるバルバドス政府要人の訪日実現に向け協力することで一致しました。
3 ブリッジタウン漁港視察

同24日、英利政務官は、昨年(2024年)にハリケーン・ベリルによる被害を受け、日本が支援を行ったブリッジタウン漁港複合施設を視察し、被害からの復旧状況と支援の取組について説明を受けました。
4 路上生活者支援施設視察


同24日、英利政務官は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により、支援をうけた路上生活者支援施設を視察しました。同施設は、女性路上生活者の保護の役割とともに、災害時における避難シェルターとしての役割を果たしており、現地においても高く評価されているとの説明を受けました。
5 元JET参加者との意見交換昼食会
同24日、英利政務官は元JETプログラム参加者と意見交換を行い、今年、バルバドスにて元JET参加者の会(JETAA)が創設されたことに祝意を表しました。
(参考)JETプログラム
JETプログラムとは、語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、外国青年を招致して地方自治体等で任用し、外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図る事業です。