報道発表
持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム(HLPF)閣僚級会合における宮路外務副大臣ステートメント
令和7年7月24日

7月23日午後(現地時間同日午前)、米国・ニューヨークに出張中の宮路拓馬外務副大臣は、国連本部において開催された、持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム(HLPF)閣僚級会合に出席し、日本政府を代表してステートメントを実施しました。
- 宮路副大臣は、「国際社会が複合的な危機に直面し、分断が進む中、国連は変化に対応し、その平和と安全に貢献するため、自らを変革する必要がある」と述べるとともに、国連80周年の本年を通じて、国連のイニシアティブによる改革が進んでいることを歓迎しました。
- また、宮路副大臣は、改革において重要なのは、国際の平和と安全を維持し、人間の命と尊厳を守り、経済的・社会的開発を進めるために力を合わせることであり、この観点から日本が一貫して支持してきた理念が、人間の安全保障である旨述べました。
- さらに、宮路副大臣は、日本は多国間システムを引き続き重視し、人間の安全保障の理念の下、2030年以降も念頭に、持続可能性に関する国際的な議論に積極的に貢献していく旨述べました。
(参考1)持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム(HLPF: High Level Political Forum on Sustainable Development)
SDGsのフォローアップとレビューのため、毎年7月に国連経済社会理事会主催で開催される閣僚級会合。全ての国連加盟国、国際機関、地域機関、市民社会等が参加する。