報道発表

宮路外務副大臣とプット・シンマラヴォン・ラオス人民民主共和国教育スポーツ大臣との会談

令和7年6月3日
プット・ラオス教育スポーツ大臣と握手をする宮路外務副大臣
宮路外務副大臣とプット・ラオス教育スポーツ大臣

 6月3日、午前10時50分から約30分間、宮路外務副大臣は、プット・シンマラヴォン・ラオス人民民主共和国教育スポーツ大臣(H.E. Assoc. Prof. Dr. Phout Simmalavong, Minister of Education and Sports of the Lao People’s Democratic Republic)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、宮路外務副大臣から、日・ラオス外交関係樹立70周年、JICA海外協力隊派遣60周年という節目の年に、プット大臣の来訪を歓迎する旨述べました。また、元日本留学生でありラオス・日本友好協会会長も努めるプット大臣の日・ラオス関係強化への尽力に敬意を表し、「包括的戦略的パートナーシップ」へ格上げされた両国の関係をさらに発展させていくため、日本として将来を担う若い世代に対する教育、スポーツ、青少年交流の促進にも取り組んでいきたい旨述べました。
  2. これに対し、プット教育スポーツ大臣は、国の発展の基礎となる教育分野に対する日本の支援や相互交流への高い評価と謝意を述べました。また、JICA(国際協力機構)の協力により今次訪日を通じて得た知見を、日本の無償資金協力で改築中の「チャオ・アヌウォン・スタジアム」の運営能力の強等に活かし、同スタジアムが両国の友好の象徴として選手や市民に幅広く活用されるよう取り組んでいきたい旨述べました。

(参考)ラオス人民民主共和国基礎データ

 ラオス人民民主共和国は、面積約24万平方キロメートル(日本の本州と同程度の広さ)を有し、人口約763万人(2023年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)は2,120米ドル(2023年、世界銀行)。


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