報道発表
生稲外務大臣政務官によるオリ・ネパール首相表敬
令和7年5月17日


5月17日午後7時15分(現地時間午後4時)から約40分間、サガルマータ対話出席のためネパール・カトマンズを訪問中の生稲晃子外務大臣政務官は、カドガ・プラサード・シャルマ・オリ・ネパール首相(Right Honorable Mr. Khadga Prasad Sharma Oli, Prime Minister, the Federal Democratic Republic of Nepal)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、生稲政務官から、今般カシミールで発生したテロ攻撃で、ネパール人の若者が犠牲となったことについて哀悼の意を表するとともに、テロを断固として非難する、ネパールともテロとの戦いにおいて協力していきたい旨述べました。これに対し、オリ首相は謝意を表明しました。
- 生稲政務官から、日・ネパール外交関係樹立70周年に当たる2026年(令和8年)、ネパールが日本にとってより身近な存在と感じられるような取組を考えていきたい旨述べました。また、人的交流について、日本で多数活躍するネパール人材が、日本での経験を通じてネパールの発展に寄与できるような「人材の還流」につなげていきたい旨述べました。さらに、生稲政務官から、日本は今後もネパールの課題解決に協力していきたい旨述べました。
- オリ首相から、今般の生稲政務官のネパール訪問を歓迎する旨述べるとともに、日本が「サガルマータ対話」に出席したことは同会議の成功のために有意義であるとして、謝意が述べられました。また、オリ首相から、日ネパール関係は良好であり、人々の関係も非常に友好的であると述べた上で、日本との人的交流が進展していることへの高い評価が述べられました。さらに、日本は信頼できるパートナーであり、道路建設や洪水被害からの復興のほか、保健、教育といった様々な分野でのこれまでの日本からの支援への謝意が述べられました。