報道発表
マルソラティ・アルゼンチン経済副大臣(産業・商業担当)による英利アルフィヤ外務大臣政務官表敬
令和7年5月15日


5月15日、午後3時から約30分間、英利アルフィヤ外務大臣政務官は、訪日中のエステバン・マルソラティ・アルゼンチン共和国経済副大臣(産業・商業担当)(H.E. Mr. Esteban MARZORATI, Secretary of Industry and Commerce, Ministry of Economy of the Argentine Republic)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、英利政務官から、アルゼンチンは、自由や民主主義等、価値と原則を共有する戦略的パートナーであり、125年以上の外交関係及び南米3位の日系社会という絆を有する日本にとり重要な国である旨述べ、マルソラティ経済副大臣の訪日を歓迎しました。
- また、英利政務官から、企業のより円滑な活動及び投資促進に向けたビジネス環境整備に関し、租税条約及び投資協定の発効に向けた国内手続の早期進展を期待する旨述べ、それに対し、マルソラティ経済副大臣は、日本企業の投資促進のため、今後もビジネス環境整備に取り組んでいきたい旨述べました。
- さらに、両者は、現下の世界経済情勢について意見交換するとともに、本年上半期にアルゼンチンが議長国を務めるメルコスールとの関係について意見交換を行い、引き続き日本とメルコスールとの関係強化を進めていくことで一致しました。
(参考)メルコスール(南米南部共同市場)
1995年、域内の関税撤廃等を目的に発足した関税同盟。加盟国はアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、ベネズエラ、ボリビア(注:ボリビアは2023年12月に加盟が決定され、現在ボリビア国内の批准手続中。ベネズエラは2025年5月現在、加盟資格停止中。)。