報道発表

日・ホンジュラス外相会談

令和7年4月14日
レイナ外相と握手する岩屋外務大臣
日・ホンジュラス外相会談の様子

 4月14日、午後2時10分から約40分間、岩屋毅外務大臣は、訪日中のエドゥアルド・エンリケ・レイナ・ガルシア・ホンジュラス共和国外務・国際協力大臣(H.E. Mr. Eduardo Enrique REINA García, Secretary of State for Foreign Affairs and International Cooperation of the Republic of Honduras)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、日・ホンジュラス外交関係樹立90周年及び「日・中米交流年」という節目の年に訪日を果たしたレイナ外相を歓迎するとともに、ホンジュラスの大阪・関西万博への参加が両国国民間の相互理解、経済関係の一層の強化に発展することを期待する旨述べました。
  2. また、「中南米外交イニシアティブ」に基づき、IAEA、日本、中南米諸国の三者が協力した初の案件であり、モデルケースでもあるホンジュラスへのがん治療機材供与に触れ、この分野での協力の重要性を踏まえ、引き続き協力していきたい旨述べました。
  3. これに対し、レイナ外相から、カストロ大統領が重視するがん治療機材供与を始め、ハリケーン時の災害支援、保健・衛生、インフラといった様々な分野での日本の協力に対し謝意を表明するとともに、日本の支援を引き続き期待する旨述べました。
  4. また、両外相は、本年の外交関係樹立90周年及び「日・中米交流年」を契機として、日・ホンジュラス関係を一層深化させるべく緊密に連携していくことを確認しました。また、先日までホンジュラスが議長を務めた「ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)」と日本との対話の強化についても一致しました。
  5. 更に、両外相は、東アジア情勢を始めとする地域・国際情勢についても意見交換を行いました。レイナ外相は、北朝鮮による拉致問題に関し、日本を引き続き支持する旨述べました。

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