報道発表
日韓外相会談
令和7年3月22日


3月22日午前11時20分から約1時間50分間、岩屋毅外務大臣は、日中韓外相会議に出席するために訪日中の趙兌烈(チョ・テヨル)韓国外交部長官との間で日韓外相会談及び昼食会を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣は、趙長官の訪日を歓迎し、両外相は、世界情勢が激動の時代を迎える中で、日韓関係の良好な基調を維持・発展させ、日韓米連携を更に強化していくことが日韓双方にとって戦略的利益であるとの認識を確認しました。
- 両外相は、北朝鮮による核・ミサイル活動、露朝間の軍事協力の進展、及び暗号資産の窃取を含む核・ミサイル計画の資金源となる悪意あるサイバー活動に対して、深刻な懸念を共有し、引き続き日韓・日韓米で緊密に連携して対応していくことで一致しました。また、岩屋大臣から、拉致問題の即時解決に向けた韓国政府の一貫した支持に改めて謝意を表明しました。
- 両外相は、地域情勢や国際情勢についても率直な意見交換を行い、日韓・日韓米で緊密に連携していくことで一致しました。
- 両外相は、引き続き両政府間で緊密に意思疎通していくことを確認しました。