報道発表
日・シンガポール次官級政策協議の実施（結果）
令和7年3月4日
3月4日午前10時から、鯰博行外務審議官は、東京にアルバート・チュア・シンガポール外務次官（Mr. Albert CHUA, Permanent Secretary, Ministry of Foreign Affairs of the Republic of Singapore）を迎え、昨年1月以来、約一年ぶりとなる日・シンガポール次官級政策協議を開催しました。
- 協議において、鯰外務審議官から、冒頭、国際情勢がますます厳しさと複雑さを増す中、地政学的に重要な位置にあり、基本的な価値と原則を共有するシンガポールとの関係を重要視している旨指摘し、両者は、最近の情勢も踏まえ、政治、貿易、経済安全保障、デジタルといった幅広い分野について意見交換を行いました。
- その上で、両者は、来年の日・シンガポール外交関係樹立60周年も見据え、伝統的な協力分野に加えて、グリーン、デジタル、科学技術といった新たな領域においても協力が進んでいることを歓迎し、引き続き、二国間関係をアップデートし、更に強化していくことを確認しました。
- 加えて、両者は、激しく変化する国際情勢についての見方を交換するとともに、地域・国際社会の諸課題について率直な意見交換を行い、今後も見据え、更に戦略的に連携していくことで一致しました。