報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
2月1日及び2日、青森県の三沢飛行場内のエドグレン・ミドル・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の本年度の事業(第6回)が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催された三沢飛行場での事業には、日米の中・高校生約40名が交流しました。
2 概要
(1)学生によるプレゼンテーション
ア 1日目:2月1日(土曜日)


学生たちは、7つのグループに分かれ、クイズ形式で自国の文化を紹介し合い、英語と日本語でプレゼンテーション等を行いました。
イ 2日目:2月2日(日曜日)


学生たちは、「地域資源を活用したヒット商品」をテーマに三沢市の特産品や観光資源を活用した新しい商品・サービスについてグループで考え、英語と日本語でプレゼンテーションを行いました。
(2)閉会式(表彰式及び修了式)(12月15日)


日本側から、小檜山吉紀三沢市長、津野有希也外務省北米局日米地位協定室首席事務官等が、米側から、マシュー・ケンケル米空軍第35戦闘航空団副司令官(大佐)(Colonel Matthew Kenkel, Deputy Commander, 35th Fighter Wing)、ポール・ハックラン米海軍三沢航空基地隊司令(大佐)(Captain Paul A. Hockran, Commanding Officer)、スティーヴン・ドレスクラーDoDEA太平洋東地区補佐官(Mr. Steven Dreskler, Chief of Staff, DoDEA Pacific East District)等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。


3 参加した日米学生の所感 (例)
(1)日本側の参加者
- 三沢市にはたくさんの外国人がいるが、今回のイベントのような形で交流する機会は多くないため、今回の交流イベントを通じて、英語学習への関心が高まった。
- 自分の英語力がどこまで通用するか試してみたかったので、良い機会になった。インターネット翻訳を使わずに会話することができたので、自信がついて、これからもっとたくさん英語を話したいと思った。恥ずかしがらずに話すことはとても大切だと感じた。
(2)米側の参加者

- 基地内の学校に通うアメリカ人の生徒は、普段、基地の外で生活する人々と交流する機会がないので、大変良い経験になった。言語や文化が異なる人々とコミュニケーションすることの難しさを学んだ。
- イベントに参加している間、日本文化に夢中になったし、日本文化に対する理解を深め、普段出会う機会がない新しい友達を作ることもできて、大変素晴らしいイベントだった。
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity:DoDEA)
- 後援:三沢市
- 開催協力:米軍三沢飛行場