報道発表

岩屋外務大臣とラーフィー・リビア国首脳評議会副議長との会談

令和7年1月24日
ラーフィー副議長と握手する岩屋外務大臣
岩屋外務大臣とラーフィー副議長との会談の様子

 1月24日、岩屋毅外務大臣は、訪日中のアブドッラー・ラーフィー・リビア国首脳評議会副議長(H. E. Mr. Abdullah ALLAFI, Vice President of the Presidential Council of the State of Libya)と会談しました。概要は以下のとおりです。なお、リビア側からアイマン・サイフナスル代表議会議員(H.E. Mr. Aymen Seifennaser, a member of the House of Representatives)が同席しました。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、昨年1月に続くラーフィー副議長の訪日を歓迎する旨述べ、両国間の要人往来が活発化している旨述べました。これに対し、ラーフィー副議長からは、平和構築を始めとする様々な分野で協力を強化したい旨の発言がありました。
  2. また、岩屋大臣から、リビア情勢に関し、ラーフィー副議長による国民和解の取組を評価する旨述べた上で、国政選挙の実施及び統一政府の樹立を通じたリビアの政治的安定の実現への期待を表明しました。これに対し、ラーフィー副議長からは、国民和解及び選挙の実施を通じたリビアの更なる安定化のための首脳評議会の役割及び取組について説明がありました。
  3. 双方は、二国間の人的交流を活性化させるとともに、リビアの安定化に向け、平和に資する分野での協力を進めることで一致しました。
  4. そのほか、双方は、国際場裏における協力や、東アジア情勢、中東情勢、ロシアによるウクライナ侵略、サヘル情勢等についても意見交換を行い、引き続き連携していくことで一致しました。

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